こんにちは!オオキニ39(サンキュー)管理人のソウです。
今日は自宅でヨーグルトが簡単にできるラクトヘルシスのヨーグルトメーカー 「エコグルト」のレビューをお送りします!
健康によい食品が何かって、子供の時(30年以上前)によいと言われていた食品が、今はよくないといわれたり、その逆もありで消費者はいつも惑わされてきましたよね。
でも、ヨーグルトだけはいつの時代も健康に良いと言われてきた食品なので我が家でもよくいただいています。
ただ、腸内環境の改善を目指すなら1日200〜300gの摂取が必要なんてことを聞いたことありますが、それだけの量を毎日食べるとなると結構お金もかかるよねぇ。
ということで、我が家では気軽に&お安く大量にヨーグルトを楽しむために今回紹介のヨーグルトメーカー「エコグルト」を購入したのでした。
さっそくレビューいってみましょう。
ラクトヘルス「エコグルト」の基本仕様
寸法 | 高さ:約27cm 幅:約15cm 奥行き:約14.5cm |
重量 | 約640g |
消費電力 | 25W |
設定可能温度 | 25°C 〜 65°C |
設定可能時間 | 1時間 〜 48時間 |
電源コードの長さ | 約100cm |
- エコグルト本体ふた
- エコグルト本体
- 専用容器:牛乳パック以外で発酵または低温調理をする際に利用
- ギリシャヨーグルト専用水切り
- ステンレス計量スプーン
- 牛乳パック口用の蓋
上記の他に取り扱い説明書も同梱されていますので、しっかり目を通してくださいね〜。
まずは、実際に作る工程を見てみましょう。
「エコグルト」のお勧め目ポイントと残念なポイントは後半にまとめてみました。
明治「プロビオヨーグルトR-1」で自家製ヨーグルトを作ってみた!
自家製ヨーグルトを作るにしても、可能なら免疫力を高めてくれると評判の明治プロビオヨーグルト「R-1」(砂糖不使用・112ml)を使ってみました。
牛乳は森永の「あじわい便り」(1000ml)です。
最初に注意したいこと
作り始める前に次のことをまずしましょう。
- 手を洗う
- ステンレス計量スプーンを消毒する
ヨーグルトメーカーは40°C程の温度で長時間乳酸菌を発酵するわけですが、この温度はちょうど雑菌も繁殖しやすい環境となります。
ですので、用意した牛乳に雑菌が混ざるのを防ぐためにも牛乳パックの口部分や牛乳に触れるものは清潔である必要があります。
ステンレス計量スプーンは沸騰しているお湯に2〜3分ひたすか、沸騰させて湯をまわしかけるように取り扱い説明書には記載されていました。
今回は手を消毒するときに使うアルコールでスプーンを消毒しちゃいました。
正解かどうかはわかりませんが、ヨーグルトは出来たのでおそらく問題はないかと思います。
種となるヨーグルトを牛乳パックにいれてかきまぜます
今回、牛乳を発酵させる為に使う「R-1」は112mlあるので、牛乳を同量取り出します。
取り扱い説明書上では牛乳の10分の1 の量のヨーグルトを種菌(スターターと呼ぶそうです。)として使うように記載されています。
ヨーグルトを入れたあと混ぜやすいように牛乳パックの口は全開にしてください。
このとき、雑菌が混入しないように、牛乳パックの内側には手が触れないようにご注意ください。
「R-1」ヨーグルトを投入します。 「ステンレス計量スプーン」でよ〜くかき混ぜます。
付属のクリップで牛乳パックの口を閉じたら、牛乳パックを「エコグルト」にセットします。
専用クリップが付属しています。 しっかり口を締めましょう。 本体に牛乳パックを入れて「ふた」をします。
本体の電源を入れると1秒後にデフォルト設定の「42°C」が表示されます。
「+」「−」ボタンで温度調整が可能ですので「43°C」にします。
温度を43°Cに設定します。 時間を10h(10時間)に設定します。
「表示切替」ボタンを押すと時間設定にきりかわるので「10h(10時間)」に設定して必要な作業は完了です。
準備もふくめて設定するのめちゃくちゃ簡単でした。
雑菌が混入しないように手やステンレス計量スプーンを消毒して清潔にする作業も、コロナ禍で消毒が習慣となっている今、全然面倒くさくはなかったです。
設定時間が終わればLEDライトが消えますので発酵が終わったことがわかります。
最近はフルーツとシリアルと一緒に自家製ヨーグルトで朝食を食べることにハマっています。
結局、明治プロビオヨーグルト「R-1」をスターター(種菌)として使った結果はどうだったの?
結果としては「R-1」を使って自家製ヨーグルトは美味しくできます。
ただ、調べてみると…
明治の公式サイトの「Q&A」に「R-1」を使って自家製ヨーグルトができるかどうかって質問してらっしゃた方がすでにいました。
それによると…
Q:プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか?
A:プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできます。
ただし、プロビオヨーグルトR-1の特徴である1073R-1乳酸菌が作り出すEPS(多糖体)の量は、原材料や発酵条件等により異なります。
一般家庭ではこの商品と同等量のEPS(多糖体)を作り出すことができないと考えられます。
そのため、当社で生産しているプロビオヨーグルトR-1をお召し上がりいただくことをおすすめします。
ということは、家庭ではできないということ?
そう、難しいみたい。
ただ、下にご紹介する参考リンクのブログによると「R-1」の乳酸菌は「Lactobacillus delbrueckii subsp.bulgaricus OLL 1073 R-1 」というもので、明治乳業さんは「多糖産生乳酸菌を利用した発酵乳の作製」に関して特許を取得しています。
多糖産生乳酸菌を利用した発酵乳の作製
NK活性上昇作用を有する酸性多糖体を産生するL. bulgaricus OLL1073R-1を用いて発酵乳を作製した。生乳、脱脂粉乳、砂糖を使用し、SNF9.7%、FAT3.05%、砂糖3.0%に調製した溶液(以下発酵乳Mix)にL. bulgaricus OLL1073R-1、S. thermophilus OLS3059(FERM P-15487)をスターター菌として加え、43℃で発酵を行った。酸度0.7で発酵を終了し、4℃で1日保存することで最終酸度0.78となった。また、対照発酵乳としてL. bulgaricus OLL1256及びS. thermophilus OLS3295をスターター菌として用いた発酵乳についても作製した。
知財ポータルサイトIP Force
こちらのブログでは、特許に記載の条件をもとに「R-1」を使った自家製ヨーグルト作りを紹介してくださっているので、興味のあるかたは是非参考になさってください。
私たちが培養に最適な温度&時間を「43°C」&「10時間」にしたのはこのブログを参考にさせてもらったからです。
ラクトヘルス「エコグルト」をお勧めする2つの理由
牛乳パック(500mlパック/1000mlパック)のままで発酵可能
500mlの牛乳パックはもちろん1000mlの牛乳パックそのままを本体にセットするだけ。
夜に温度と発酵時間を設定すれば、朝には新鮮なヨーグルトのできあがり。
特別な容器を使う必要もなくお手軽です。
最近は牛乳パック型の「豆乳」も売っているので、それを使えば豆乳ヨーグルトも作ることができますよ。
25°Cから1°C刻みの温度調整が可能(最高65°C!)
取り扱い説明書ではヨーグルトは作成時の設定温度は40°Cとあるのですが、種菌によって適した発酵温度が違うケースもあるようで細やかな温度設定が可能なことが「エコグルト」の強みです。ヨーグルトメーカーによっては1°C刻みの温度設定ができないものもあるそうです。
また、65°Cまで設定温度をあげることができますので、付属の「専用容器」を活用すれば低温調理が可能となります。
「エコグルト」の詳細情報が掲載されている「手作りヨーグルト研究所」サイト にはアレンジレシピとして「塩こうじ」「甘酒」「鶏むね肉で作るサラダチキン」の作り方なんかも紹介されていますので参考になさってください。
低温調理専用の家電もあるけど、ヨーグルトメーカーで作れるってうれしいです。
低温調理のレシピは coodpad(クックパッド) にも色々掲載されているから参考にしてもよいですね。
不便かなっと思うところ2点
1000mlパックだと、底のヨーグルトをすくい難い!
1000mlパックは口から底までが約24cmあります。
底まで距離があるので、そこに残ったヨーグルトをきれいにすくいとるのは難しいかな。
ただ、付属のステンレス計量スプーン の長さは28cmあり、底のヨーグルトをすくえなくはないです。
我が家では、ヨーグルトを半分ほど消費すると牛乳パックを半分に切ってしまっています。
そうすれば底に溜まったヨーグルトもすくいやすいですよ。
1000ml牛乳パックの高さ約24cm ステンレス計量スプーンの長さ28cm 牛乳パックを半分に切ると底のヨーグルトがすくいやすくなります。
ギリシャヨーグルト専用水切りが大きい!
ギリシャヨーグルトを作るには付属の「ギリシャヨーグルト専用水切り」と「専用容器」を使います。
「専用容器」に「専用水切り」を重ねると専用容器と水切りの底の間の空間にヨーグルトの水分が落ちるのでギリシャヨーグルトを作ることができます。
ギリシャヨーグルトを簡単に作れるのはうれしいですが、容器を重ねると結構大きい!
高さが22.5cm、幅が11.5cmあるので冷蔵庫で保存すると場所を結構とります。
右:専用容器
左:専用水切り水を切るため2つの容器を重ねると高さ22.5cmになります。
ただ、解決策がないわけではないです。
市販のヨーグルトの水切りをするときにコーヒーフィルターをよく使っていたのですが、500ml程度なら自家製ヨーグルトの水切りもできますよ。
コーヒーフィルター コーヒーフィルターを使ってもヨーグルトの水切りが可能!
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はラクトヘルシスのヨーグルトメーカー 「エコグルト」を紹介させていただきました。
100ml程の市販のヨーグルトと1000mlの牛乳で手軽に自家製ヨーグルトがつくれるのは、経済的で重宝します。
一般的なのヨーグルトから、水切りすればギリシャヨーグルト、豆乳を使えば豆乳ヨーグルトにもなりますし、アイデア次第でいろいろなヨーグルトが楽しめます。
不便なところも多少ありますが、低温調理器にもなるので1台で何役にもなりますね。
ヨーグルトメーカーの購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んだくださりありがとうございました。
コメント
こんばんは!
毎朝、娘と妻がヨーグルト食べるので、初めてエコグルトの存在知ることができました!
記事もすごい丁寧で分かりやすいです◎
妻に相談してみます!
ゴリラアーキテクトさん
こんばんは! コメントありがとうございます。
また、返信が遅くなってすいませんでした。
参考になったとのこと、大変嬉しく思います。